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『びいだま末路』 涙でかすんで 前が見えなくて わたしは結局 転げ落ちてしまった びいだまみたいに コロコロと それはもう あっけなく 『泣き声 笑い声』 彼は泣かなかった 私は泣けなかった 彼は笑えなかった 私にはそれが哂えた 『遠すぎる秋の日の』 はらはらと舞う赤い木の葉に あなたはあの時 何と言っただろう どうしても思い出せなくて 泣いてしまうわたしを許してください 『痛みさえ覚えるような』 果てしなく高い空の澄み切った青が 鋭い先端でアタシを抉る 『お元気ですか』 生きるのは簡単すぎて 死ぬのは難しすぎて 生きるのは辛すぎて 死ぬのは楽すぎて ただ生かされるのは怠惰 ただ死んでいくのは逃亡 この足を動かすために 誰かの支えを求めていた右肩も諦めた 何もしなくても生かされる 足を踏み出せばいつでも死ねる それをしないのは怖いから 今までぜんぶ否定して 全て失くすのが怖いから みんな弱くて わたしは弱すぎて 絶望にも似た嘲笑は 自分宛て 『等価』 溢れて止まらない笑いは なみだと同じだけ悲しい 『回りつづけて』 ぐるぐると回ってる この星だって運命だって 終わりなんてなくて もう戻れないくせに同じことだけ繰り返す だから今2人でぐるぐる回ってるこのときだけは すべて忘れていたかった 『消えてしまう』 舞う雪が人肌に触れて 溶けて消えた儚さを 命にたとえて 笑ってみたりする 寝たきりの僕 『そのとき僕はもう』 あなたが闇に溶けて消えてしまう夢を見た そのとき僕に あなたを守る腕はない 『誰かの泣き声』 誰かの泣き声で目が覚めた もしかしたら僕の声だろうか |