『blue』


青蒼藍青青青青
眩しすぎて 目が痛い
青蒼藍青青青青
あんまりキレイで 泪ながれた





















『燕』


そんなに急いで そんなに焦って
お前は何から逃げ惑うのだ
振り返りもせず 飛び去って
誰に救いを求めるつもりだ
そんなに急いで そんなに焦って
お前は何を恐れているのだ
怯えたように スピードを上げる
お前を何が追っているのだ
それとも もしや ほんとうは
逃げ惑うのはわたしだろうか
怯えているのはわたしだろうか

























『No title』


果てのない嘘 終わりなき事実
漂うばかりで 進まないわたし
鮮明な幻想(ユメ) あやふやな現実
濁った聖水に 溺れてくわたし
燃え立つ刹那 歪んでる永遠(トワ)
足掻いてみるほど 沈んでくわたし
つかんだ和平 つまらない平和
どうしよう
もう息もできない





















『罪の道』


この道を進むなら
振り返ってはいけません
振り返ってしまったら
二度と地上に戻れない
走りつづけて
止まらないで
振り返ってしまったら
アナタはあなたに会うでしょう
醜く果てた
あなたはアナタに会うでしょう




























『僕のビデオデッキ』


巻き戻しできたらいいのに なんて
落ち込むことにも 厭きた頃
早送りできたらいいのに なんて
明日をまつのに 厭きた頃
一時停止できたらいいのに なんて
幸せな瞬間がくるといいのに


























『星と夢』


星が見た夢を
キミに語ろう
それは 月のない夜
星が語る夢を
キミに見せよう
それは 星もない夜


























『残酷な思い出』


季節(トキ)が過ぎるたび
わたしを揺らす 思い出
キミの笑顔 まだ薄れず
朝に怯えてる

香しい風にキミの吐息を
強い日差しにキミの笑顔を
柔らかな色彩にキミの眼差しを
白絨毯の上にキミの背中を
垣間見てしまうから

季節が過ぎるたび
ココロを壊す 思い出
キミとの日々 まだ薄れず
夜を恐れてる

























『成分』


月の雫
星の泪
銀色の砂
全て あわせて
つくられたのが
きっと アナタ
そうじゃなきゃ そんなに
輝いているはずがないもの
だからワタシは
アナタに触れられないの

























『Moon』


月が満ちた
音を響かせて
愛に溢れた
月を砕いて
消え去った月に
愛を誓って
























『罪人よ』


十字架を背負って
重い足枷を嵌めて
貴方は何処へ
一体 何処まで

折られた翼で
手錠をかけられたまま
貴方は何処へ
一体 何処まで

涙 流しながら
走って往くの